監獄見学。
入館(入監?)料が$25とお高いビクトリア州で最も古い監獄、旧メルボルン監獄。
ちょっと高過ぎない~?と思いながら行ってみたら、これがまあ、予想以上に楽しかったんです。

まずは独房棟。『ショーシャンクの空に』みたい!
[1回]
三階まであります。

135人が首吊り処刑されたという絞首台もあります。

とにかく部屋が狭くて、怖くて入れません…。ちょっとの間いるだけでもおかしくなりそう。

この独房棟では一日二回、おじさんがちょっと怖くて不思議な小噺を聞かせてくれます。
タイミング良く行ってすぐ始まったんですが、遠くてよく聞こえなかった。近くで聞いてても理解できないんでしょ?って突っ込みは甘んじて受け入れます。
さて。ここ旧メルボルン監獄は何やらオーストラリアでは有名なブッシュレンジャーのネッド・ケリーなる人が収監、処刑された場所とのことなんですが…ブッシュレンジャー?ネッド・ケリー??戦隊モノか何かですか?
教えてgoogle先生!
ざっくり、良い盗賊だったみたいです。
貧乏人に優しく、金持ちから金品は奪うが命は取らない。生前から義賊として民衆から人気があり、「ケリーのように勇敢に」という言い回しはオーストラリアでも一般的…って、ホンマかな。使ってみて「え?何言ってんの?」とか言われたりしない?
ケリーについて詳しく知りたいかたは
Wikipediaをどうぞ。
見学の報告に戻ります。
中庭が結構よい感じでリラックス出来ちゃう。

続いて留置所体験ツアー。完全英語だからか、どこにでも大勢いるアジア人観光客がほぼ皆無だったんですが、もし監獄見学行った際は漏れなく参加をオススメします。

制服姿の看守のお兄さんに「女は右!男は左!」と整列させられます。そう、留置所入るとどんな感じなのかを実際に体験させてもらえるツアーなのです。
何か言われたら「Yes,sir!」って元気良く言わなきゃダメですよ。参加者みんなノリノリで面白かった。

↑せっまい部屋に閉じ込められたり、

↑全然くつろげない食堂の椅子に座らされたり、

↕写真撮影の時間をもらえたり。

看守のお兄さんはとっても良い人そして男前でした。

こういう写真も撮らせてもらえます。
留置所体験の他に、旧市裁判所での参加型裁判体験もあります。
格調高い素晴らしい建物です。


ネッド・ケリーの裁判を有志で募った客が再現するというもので、学芸会みたいなものなので正直ちょっとつまらないです。そして一時間近くあるのでだいぶ長いです。
英語のリスニングの勉強!と思って終わるまで居ましたが、最後は疲れて全然頭に入ってこなかった…

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2015/01/17
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