何をして、どう生きるのか。何をするのも自由なワーホリは選択肢が多い。
学生ビザなら学業専念(必ず学校に籍を置いていないと駄目。仕事は週20時間まで)、
観光ビザならトラベル中心(仕事は出来ません)。
けれどワーホリは、学校も通える(通わなくてもいい)、仕事も出来る(しなくてもいい)、都市定住でもいいしラウンドしてもいい。
禁止事項もほとんどなく、目的が縛られていないので、自分自身でこれ!という目的意識を持っておかないと、どの選択も選べないままにただ日々を過ごし、気がついたら一年が終わっていた。というケースもあるのです。
[1回]
ワーホリは人生の縮図。なんて言います。
行けば変わる。では何も変わらない。
限られた時間の中で何を目的として過ごすのか。常にそこを考えていないとあっという間に日々は過ぎ去っていくのです。
日本に居たときの私のように。
過ぎ行くままに何も考えず、いつか何か変化が起こるかも知れないと夢想し、人に依存し、夢を追う人を横目に私には出来ないと諦め…
仕事を辞めてワーホリなんて現実逃避だと言う人もいます。
実際職場の後輩に言われました(笑)。
確かに日本の現実からは逃れられるかも知れない。けど、こっちではこっちの現実があって、それと闘わなきゃいけない。
こっちに来る前の私は友人関係、仕事、家族、恋愛、あらゆることに自信をなくし、周囲と折り合いがつけられない自分を責め、けれどそれを変えようともせず、悩んで打ちひしがれてる可哀想な自分に酔っていた。
まさに腐っていた。
けれど、こっちで現実と闘ってる内に何かが変わり始めた。
変わったと言うか、取り戻した。
現実や周囲と折り合いをつけるために少しずつ折り畳んでしまい込んでいたものがブワッと出てきた。
周囲に合わせて自分の形を変えしまうと、いつか必ずどこかでその歪みに耐えられなくなる。
元に戻りたい!私がワーホリを選んだ原動力って、そこにあったのかなあと、今思っています。
なんのためにここまで来たの?って思わない一年にするためには、もう思いっきりやるしかない。
自分を表現することを怖れていたら、決意も、一年も、お金も!全部無駄にしてしまうんです。
そしてそれは人生も同じ。
仕事を辞めてワーホリだなんて、そんな人生の博打みたいな回り道をしなくても上手く生きていける人が大半かも知れない。
けれど私には無理だった。
本当にこれでいいのか、って迷いながら来たけど今なら言える。
間違ってない。来て良かった!
ワーホリに行くかどうか迷っていたときにある人から言われました。
『私達には人の人生を生きてる時間はないよ。あなたは今、人のためにしか生きてない。誰々さんのため、って、それはあなたの人生じゃない。他人の人生の穴埋めをして、他人の人生を生きてるだけなんだよ。そろそろ自分の人生生きなきゃ駄目だよ』
今、その意味がよく分かる。
自分を取り戻した!と直感的に思った瞬間から、物凄い充実感とドキドキわくわく感が止まらない。
極端な話、もう日本帰っても良いかな!むしろいつ人生終わっても悔いなし!と言うぐらいの満足感。
いや、まだまだやりたいことあるんで死ねないけどね。
と言うことで、次なる目的を達成するためにメルボルンを去ります!
本当はバイトが決まったら一ヶ月バリスタの学校に通って、6月を目処にシドニーに移動…と考えていたのですが、バイト先が最大でも3月中旬までしか働けないと言うことで(実際にはもっと短くなっちゃったけど!笑)、これを機に移動を決意。
高い授業料払ってもバリスタとして雇用されるには授業料以上に高いハードルを越えなきゃいけない。越えられないこともままある。
そこまでする情熱はないし、そもそも都会のカフェでバリスタとして働きたい?って言われたら、私はそれはちょっと違う。
だって、オーストラリアに来たんだもの!
自然の驚異溢れるオーストラリア!
日本の三十倍の面積を持った広大な大自然の宝庫!
オーストラリア一周します!
多分(笑)
目標はでっかく。当面の目標は東海岸1,800kmの旅です。
オーストラリア一周がざっと14,000kmぐらいなので、七分の一?ぐらい?
※日本の本州の長さがおよそ1,300km
まずは飛行機でゴールドコーストまでポイっと飛んで、そこからからあちこち寄り道しながら電車/バスと足でケアンズを目指します。

以上、決意表明でした。
どこまで実現出来るかな〜。
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2015/03/21
徒然