更新がすっかり滞ってしまいました。
と言うのも少々トラブルに巻き込まれておりまして…
[1回]
やっとありついた職がマレーシア料理屋だった訳ですが、何と、たった十二日間働いただけであえなく無職に逆戻りという事態になっておりました。
そもそも、採用された後になって「リニューアルオープンのため3月中旬で一ヶ月間閉店する。リニューアルオープン後も継続して雇ってもらえるかは分からない」という話をバイトちゃんから聞いたのです。
雇用主ではなく。バイトちゃんから。こっそり。
つまり採用されたはいいけど実質一ヶ月強しか働けない。
それって面接の時点で説明しとかなきゃいけないことじゃないの〜?と、呆れはしたものの、長々と飲食店アルバイトをしながらメルボルンに居座る、というつもりは毛頭なかったので、たった一ヶ月だけでも当面の資金を得るには充分だと思っておりました。
ところが。
2月の下旬になって事態は思わぬ展開に。
ある日の出勤日。遅刻ギリギリで走って店に辿り着いた私が見たものは、がっちりチェーンでロックされたドアとそこに貼り出された、『NOTICE云々』と書かれた物々しい紙✕2。
なんて書いてあるか分からないけど、なんかヤバイことになってるの??
雇用主(シェフ 以降Tとする)に聞いてもハッキリした回答がない。
私が聞きたいのは次いつ働けるかなんですけど!?
もしかして…もう閉店しちゃうの!?
YES
もともと予定されていた日より二週間以上早く、レントのトラブルで強制閉店になってしまったのです。
Tですら店に入れない。私、スタッフルームに靴置いたままなのにー。
が、しかし。靴なんかどうでもいい。どうせ$12の安物よ。
それより何より、靴より遥かに遥かに遥かに大事なアレを貰えるか貰えないかの瀬戸際に…
給料ですよ。
給料未払い問題はチラホラ聞く。ただ、実際私の周りではそんな目に遭った人はいなくて、よっぽどのことがない限りそんな酷い目に遭うこたないだろ〜♪と思っていたのですが…まさか自分が巻き込まれるとは…
結論だけ言うと、端数の75セントまでキッチリ払ってもらえました。
おそらくTには最初からきちんと払う意思はあったのでしょうが、いかんせん説明不足。
こっちからせっ突かないと完全放置。
きちんと払うべきだと主張したら「払わないなんて言ってない!」と逆切れ。
受け渡しの約束の時間や場所を直前になってコロコロ変える…
不信感満載。
挙句、たった四人のウェイトレスに払う給料かき集めるために友達に借金したとか…
そんなにお金ないの?って同情しかけたけど、いやいやいや。被害者はこっちですから!
結局2回に分けて未払い分を払ってもらい、その他諸々最後には綺麗に片付いたのですが、本当にヒヤヒヤしました。
あるんだなー…こういうこと…
訴える?というところまで行ってましたが、上手く落ち着いてよかったです。
落ち着かないで泣き寝入りってケースもあるでしょうから。
と言うわけで、海外生活初お仕事はたった十二日間で終了しました。
最低時給を下回る時給、もちろんTAXは引かない、アルコール提供にはRSAの資格が必要だけどそれも不問。
挙句の強制閉店からの給料未払いゴタゴタ。
やっぱり仕事はキッチリ契約書用意してくれるところがいいです!(笑)
色々ありましたが、おかげで色々吹っ切れたのであそこで働けたのは悪くなかったなあと思っています。
Tは物凄い気分屋&中華らしい気性の荒さで、そりゃもうまともに相手したら病む。
ご機嫌だったかと思えば、次の瞬間にはキレッキレ。
あの爆発力とそのキレッキレ状態を持続させる持久力は日本人は中々真似できないでしょう。
たった十二日間でFU*K!とSH*Tって何回聞いたか。数えとけば良かった。
知り合いに似たような気分屋がいることや、Tの方が年下だったこと、何故か最初から最後まで親切にしてもらえたこと(怒鳴るのは別w)、あとは悪い奴じゃないということは確かに分かっていたので適当にあしらえましたが、まあしかし、どんだけ汚い罵詈雑言で怒鳴られても負けない気の強い性格で良かったなあと思っています。
色々吹っ切れました。
と言うわけで、ワーホリ生活も丸5ヶ月が過ぎました。
そろそろ、動きますよ。
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2015/03/17
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